歴史の中で育まれた松下の精神
松下善四郎の歴史は、数多くの挑戦と成長を
重ねてきました。
時代の変遷を乗り越え、事業を拡大し、社会に貢献し続けるその精神は、現代においても
松下の礎となっています。
この歴史は、ただの過去の出来事ではなく、
今もなお次の時代へと受け継がれていきます。
1代目 松下善四郎 – 商売の始まり
初代 松下善四郎
1代目 松下善四郎は1804年(文化元)に加賀藩(石川県)で誕生。
ほどなく大阪に出て舟町槁で米商・両替商を営む加島屋作五郎方に奉公し、後に独立し櫂屋町で米商を始めました。登記上の本名は『加賀屋 善四郎』、商売の名前を『松下善四郎』といたしました。
1856(安政3年6月)52歳 没
2代目 松下善四郎 – 家業の継承と新たな展開
2代目 松下善四郎
1830年(文政13年/天保元年)に大阪・高麗橋で誕生。米商から生薬商に移行し、漢方薬や洋酒などの舶来品を扱いました。
1871(明治4年2月)41歳 没
3代目 松下善四郎 – 新たな挑戦と飛躍
1855年(安政2年)に大阪・高麗橋で誕生。
31歳の1886年(明治19)、武田長兵衛商店(現、武田薬品工業)より洋酒食料品部門を譲受け、大阪高麗橋に松下善四郎商店を創業しました。※この年が伊藤忠食品株式会社の創業年。
47歳の1892年(明治25年)に大阪麦酒(現アサヒビール)がビールの製造販売を開始すると同時に西日本の主要特約代理店となる。
54歳の1909年(明治42年)5月から「味の素®」の一般販売を始めたのをきっかけに12月に松下善四郎商店を大特約店(代理店)となり、味の素初代社長の二代鈴木三郎助氏と1910年(明治43年)8月3日松下善四郎商店を味の素の関西代理店とする覚書を取り交わした。
55歳の1910年(明治43年)にサントリーの「赤玉ポートワイン」(現・赤玉スイートワイン)の関西での一手特約店となる。ワインが日本人に広まる過程で大きな役割を果たしたと言われている。
55歳の1913年(明治46年)にカゴメケチャップやミツワ石鹸の特約代理店となる。
63歳の1918年(大正7年)松下善四郎商店を改組して松下商店を設立。
1921(大正10年2月)66歳 没
4代目 松下善四郎
2代目の弟の長男。
5代目 松下善四郎 – 事業拡大と戦時体制への貢献
5代目 松下善四郎
1901年(明治34年)に大阪・中崎町で誕生。
5代目はレトルト食品(缶詰)の重要性をいち早く気付き、韓国済州島や和歌山尾鷲に工場を構え生産し国内だけでなく満州までの食品流通を担ってきました。
当時の味の素大阪支店長の鈴木三郎氏(後の三代三郎助)は、著書「味に生きる」の中でこう書いています。「『味の素®』の拡売に関しては、東京の本店および他の店に比して大阪支店はいつも比較的好成績を示しており、澱粉の売りさばきとあいまって、支店長としての私としても内心いささか得意でした。」と。
38歳の1949(昭和24年)にカルピスの特約店となる。
50歳の1971年(昭和46年)に松下商店と鈴木洋酒店が合併し商号を松下鈴木株式会社に変更。
61歳の1982年(昭和57年)に営業および管理機能の強化を図るため伊藤忠商事と資本・業務提携をした。
1986(昭和61年3月)85歳 没
6代目 松下善四郎
4代目の長男。
7代目 松下善四郎 – 新規事業の立ち上げと独立
7代目 松下善四郎
1935年(昭和10年)に神戸で誕生。現在90歳。
大学卒業後、1ドル360円の固定相場制下、アメリカ・ワシントン州立大学大学院でマーケティングを専攻。修了後、世界一周の旅を経て帰国。
28歳の1963年(昭和38年)松下商店に入社し伊藤忠商事との資本・業務提携を機に松下鈴木株式会社を退社しました。
50歳の1984年(昭和59年)松下マーケッティング株式会社を創業し食品マーケッティングを担ってきました。
52歳の1987年(昭和62年)年3月、朝日麦酒(元、大阪麦酒)が新商品「アサヒスーパードライ」を発売。
1996年(平成8年)年10月1日に伊藤忠食品株式会社が誕生したことにより日本の食品流通業界から松下の名前が消えることになる。
8代目 松下善四郎 – 新たな時代への挑戦
1970年(昭和45年)に大阪・中崎町で誕生。現在55歳
健康酢・レトルトカレー・加工食品の原料・全世界のワイン・インスタントコーヒーなどを取り扱い、日本全国に食品マーケッティングを担っています。
妊婦に向けたコーヒーであるカフェインレスコーヒー(デカフェ)の発展の為「日本カフェインレスコーヒー協会」の会長に就任いたしました。
日本の誇るべき文化、茶道。
それは単なるお茶を飲む行為ではなく、静寂の中で繰り広げられる、奥深く、そして美しい総合芸術です。しかし、この素晴らしい文化は、その奥ゆかしさ故に、海外の方々にとっては少し敷居が高く感じられています。この『茶道』という唯一無二の文化を、世界中の人々に知ってほしいと強く願い新規事業「梅田の茶室」を考案しました。
伝統と革新の融合
松下善四郎家の物語は、ビジネスの世界でいかにして伝統と革新を融合の歴史です。
過去の実績に学び、未来に向けて新しい挑戦をし続ける姿勢は、今後の更なる発展を誓わせるものです。
ご予約は公式ホームページから!
古民家に茶室?
100年以上も前に建てられた古民家を楽しんでください。
まさかの階段。
そして、まさかの茶室。
大きい茶室は、『善龍庵』
ゼンリューアン
The DRAGON ROOM
小さい茶室は、『善虎庵』
ゼンコアン
The TIGER ROOM
抹茶を楽しむ
軽い緊張の中、抹茶(粉)を茶碗に入れ、少し高い位置からお湯を注ぐ、茶筅(ちゃせん)で60回以上回して、抹茶を点(た)てる。
あなたは点(た)てたことがありますか?
純粋に抹茶を楽しみ・味わい、新しい経験をしてください。
八代目 松下善四郎は難しい事は言いません。
フォトスタジオだ!
着物を借りて、とっても簡単な帯を巻き、写真を撮る。
着物姿とお釜と茶碗で撮る。
最高の笑顔を撮ってください。
え??壁が変わる??
波??富士??
